るっつのブログ

るっつが日々思ったこと感じたことを書き綴ります。

温厚な人と人格者の違い

僕は、今まで『温厚な人 = 怒りっぽくない人 = 人格者』と思っていた。 でも、最近になってそれが間違いだと思うようになった。 正しくは、

  • 人格者 = 怒りのツボが小さい人 + 怒っても冷静さを失わない人
  • 温厚な人 = 怒りのツボが小さいだけの人

だと思うようになった。 要するに、「怒りのツボの大きさ」と「怒っても冷静でいられる」ことは別の能力なのである。 「怒っても冷静でいられる」とは、怒っても感情をむき出しに言動しないで理性を失わないことである。 周りから温厚だと言われて滅多に怒らない人でも、いざ怒りのツボに嵌ると 人が変わったように、キャンキャン腹を立てて小学生みたいな暴言や失言をする人がいる。 つまり、普段は怒りたくなるような衝動にかられることが少ないから、温厚に見えるだけなのである。 したがって、「温厚なだけの人」は人格者とは言えない。

本当の人格者は、たとえ怒りのツボに嵌っても、決して暴言や失言を吐くなど幼児性を見せることはない。

そして「温厚なだけの人」は、自分は温厚だと思っているし周りからも温厚だと言われるので、 「自分は人格者なんだ」と勘違いしている人も多いように思える。